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『キャッツ - ポッサムおじさんの猫とつき合う法』(''The Old Possum's Book of Practical Cats'' )は、イギリスの詩人T・S・エリオットによる詩集である。ポッサムおじさんとは、エズラ・パウンドが彼につけたあだ名であり、それにちなんでタイトルがつけられた(possumはopossum「オポッサムフクロネズミのことであり、死んだ振りをすることから「臆病者」という意味がある。エリオットはパウンドの詩に“Possum”という渾名で登場することが多い)。 == 登場猫 == *ジェニエニドッツ (The Old Gambie Cat) *:温和なおばさん猫。ねずみからゴキブリまで教育しようとする。名前のGambieはgumから派生した言葉で、「ガムのようにくっついたら離れない様子」の意味。 *グロールタイガー (Growl tiger) *:やくざな海賊猫。グリドルボーン嬢とデートしているところを敵に強襲され、海のもくずと消える。名前のGrowlは「すごむ」の意味で、tigerはもちろん「虎」。 *ラム・タム・タガー (Rum Tum Tugger) *:あまのじゃくなわがまま猫。名前のrumは「風変わりな」もしくは「ラム酒」の意。tumは「ポン(打楽器)」や「ポロン(弦楽器)」といった音を表す擬音語。TuggerはTug(ひっぱる)とTigger(虎)をかけている。 *マンゴジェリー (Mungojerrie) *:悪名高い泥棒猫。ランペルティーザとコンビを組む。 *ランペルティーザ (Rumpelteazer) *:悪名高い泥棒猫。マンゴジェリーとコンビを組む。名前のteazerはteaserのことで、「いじめる人、厄介者」を表す。 *デュトロノミー (Old Deuteronomy) *:長生きの長老猫。9人の女房の死を看取ったとも、99人の女房の死を看取ったとも言われる。名前は旧約聖書の申命記(Book of Deuteronomy)から。 *ランパスキャット (Rumpuscat) *:いかつい大親分猫。やくざな犬の一家でさえ恐れる。名前のRumpasは「騒動、激論」の意味。 *ミストフェリーズ (Mr.Mistoffelees) *:偉大な魔術猫。無口で小柄な黒猫。名前の由来は「ファウスト」の悪魔メフィストフェレス (Mephistopheles)。 *マキャヴィティ (Macavity) *:猫の犯罪界におけるナポレオン。スコットランドヤードも手を焼いている。名前はシャーロック・ホームズシリーズに登場するジェームズ・モリアーティとイタリアの政治思想家ニッコロ・マキャヴェッリに由来する。 *アスパラガス (Gus) *:落ちぶれた芝居猫。かつては魔王ファイヤーフローフィードル役で一世を風靡した。本名はアスバラガス。 *バストファー・ジョーンズ (Bustopher Jones) *:太った貴族猫。行きつけのクラブは8軒も9軒もある。 *スキンブルシャンクス (Skimbleshanks) *:有能な鉄道猫。夜行列車「メイル」号の運行は彼にかかっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「キャッツ - ポッサムおじさんの猫とつき合う法」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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